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古本せどりは本のランキングで分かる!仕入れるべき本・仕入れない本

2021年2月23日

[voice icon="https://ecopj.com/wp-content/uploads/2019/09/fukidashi_customer.png" name="せどらー" type="l icon_red"]「古本せどりで本のランキングが大事って聞いたんだけど、実際何位までの本なら仕入れても売れるのかか教えて欲しいです」[/voice]

[voice icon="https://ecopj.com/wp-content/uploads/2019/09/fukidashi_staff.png" name="ノブ" type="r icon_blue"]「古本せどりをするなら本のランキングは大切ですね。僕が解説しますので安心ですよ!」[/voice]

こんにちはノブです。
本日は古本せどりをする上で、本のランキングについて解説したいと思います。

特に下記の人にはぜひ参考にしてもらいたいです。

[box class="blue_box"]

  • 古本せどりでランキングの基準を知らない人
  • 古本せどりでランキングで売れる本と売れない本を知りたい人

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本のランキングを知らなければ、売れない本を仕入れてしまう可能性は大いにあります。ランキングさえ理解できていれば、仕入れるか仕入れないかの判断も可能になります。せっかく仕入れた本でも、売れなければ不良在庫となり、永遠に売れないということも起こり得る話です。

この機会に、しっかりと古本せどりで必要な本のランキングを理解しておきましょう!

それでは行きます。

古本せどりは本のランキングで分かる!仕入れるべき本・仕入れない

古本せどりをする上で、絶対に見ておいた方がいい数値があります。
それが、

本のランキングです。

ランキングはみなさんが使っているツールでも、Amazonの商品ページにも載っていると思いますが、ランキングによっては売れる本であったり、逆に全く売れない本だったりということが分かってえしまいます。

古本せどりにも重要な「指標」になりますので、ぜひこの機会に理解しておきましょう!

僕のランキングの基準

ランキングには、人それぞれの基準があると思います。
ここでは僕の基準をお伝えしますが、それが正しいか否かはわかりません。

ですが、僕は自分で定めた基準で本を仕入れ、月に1,800冊以上の本を販売し、月に100万円以上売上ていましたので、ある程度は信用していただいても良いと思います。

高額本

まずは、高額本のランキングを見てみましょう。

高額本の定義も曖昧ですが、僕は5,000円以上の本なら高額本と定義付けても良いと思っています。10,000円や20,000円、30,000円以上で売れる本もありますが、そういう本は稀です。稀な話をするのもどうかと思いますので、ここでは5,000円以上の本を高額本としましょう。

僕は高額本では5,000円から10,000円くらいの本ですと、

100万位以内

の本は仕入れていました。
なぜなら、100万位以内の本ですと、だいたい3ヶ月〜数ヶ月以内に売れるからです。それくらいの価格で売れる本でしたら、数ヶ月間在庫になっていても許容範囲だからです。

もちろんあなたの体力にも関係しますが、体力に余裕があるなら、そのくらいの期間だと許容範囲になるかと思います。

中価格本

中価格本という、また曖昧な表現をして申し訳ないのですが、こちらの価格帯は、500円〜4,999円になるかと思います。

この価格帯の本ですと、

70万位以内

ということになるでしょうか。
正直、4,999円の本は70万位でも良いのですが、500円の本で70万位というのはちょっと厳しいかもしれません。ですが、500円で70万位の本でも売れることが売れます。

要は、ランキングが下がるにつれ、売れるまでの期間が長くなります。自分の体力次第というところでしょうか。

低価格本から1円本

僕は499円以下を低価格本としています。この価格の本になると、

[box class="blue_box"]

  • 発行部数が多い
  • 売れ筋の本
  • 人気がない

[/box]

なのかなと思っています。

発行部数が多い、または売れ筋の本だった場合、世の中に部数が出回った結果、中古市場にもたくさん流れているということなので、中古市場での取引が低価格なわけです。そういう本は、これからも高価格で売れる可能性は低いです。

だからといって仕入れないのは勿体無い。

毎月の売上の構成比は、後で解説しますが、低価格本が多く占めています。言い換えれば、低価格本の上に中価格本、高価格本が続いて売れているので、低価格本は「土台」みたいなものなんですね。だから低価格本はものすごく大切です。

低価格本から1円本のランキングですが、

499円までの本なら10,000位くらい。
1円本なら1,000位くらい。

になるでしょうか。

これはあくまでも僕の基準ですが、このように自分で基準を儲けていれば、仕入れの際にも迷うこともなく、わざわざ売れない本を買ってしまうことも無くなります。

自分に基準がなかったら、微妙な本が現れた時に、判断にものすごく迷ってしまいます。迷えば迷うほど手放すのが惜しくなってしまい、迷った結果、死蔵品が増えてしまうということになってしまいます。

自分の基準を明確に持っておきましょう。

問屋仕入れの場合のランキングの基準

ここで余談ですが、

ランキングについては、ブックオフや古本市場など、リアル仕入れをしている人にとっては必要な基準ですが、仕入れ方法によってはランキングもあまり気にする必要も無くなります。僕が問屋仕入れしているときは、ランキングは出品時に確認するくらいで、仕入れる際は全く気にしていませんでした。

例えば、僕が先日ツイートした内容を見てください。

ランキングについてたくさん解説しましたが、ぶっちゃけ「問屋仕入れ」をするなら、そこまでランキングを気にする必要なありません。

なぜなら、ランキングは売れ残るリスクを少しでも低くするための「指標」なので、売れ残るリスクがもともと低い問屋仕入れには不要の概念です。問屋仕入れでは安価で仕入れられるという優位性があるので、多少の売れ残りも大したリスクにはならないからです。

もちろん売れ残りは書庫を圧迫するので、売れ残りがたくさんあるという状態は望ましくありません。なので大雑把なランキングの管理は必要かもしれません。

なので問屋仕入れでのランキングは、リアル店舗でのランキングとはその役割が違います。

[box class="blue_box"]

  • リアル店舗仕入れ → 売れ残りを回避するため
  • 問屋仕入れ → 書庫の有効活用

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こんな感じです。

問屋仕入れの場合、あくまでも売れ残りを警戒するわけではなく、書庫が圧迫することが機会損失になるため一応気にしているという状態です。

問屋仕入れを詳しく知りたい方は「古本せどり 古本は問屋から仕入れなさい」をご覧ください。

https://furuhonsedori.com/tonyashiire-lp/

仕入れの仕方によっては、ランキングの意味合いも変わってくるということです。

古本せどりでは本のランキングで在庫を構成する

先ほども言いましたが、ランキングには売れ残りを回避する役割と、もう一つの役割もあります。これも僕のオリジナルの概念ですが、それは、

ランキングで在庫を構成する

ということです。

先ほどはランキングと価格の関係を示しましたが、それを利用して在庫の構成をするということです。

例えば、次の僕のツイートを見てください。

古本せどりでは、在庫の構成はものすごく大切です。

なぜなら、高額で売れる本ばかりで在庫を構成すると、売上が悪くなります。高額で売れる本は先ほども説明した通り、売れるまでに数ヶ月かかってしまいます。

逆に低価格本で構成してしまうと、冊数が売れる割りには儲からない、忙しいだけで儲からないということになってしまいます。

ですので、低価格、中価格、高価格の本をバランスよく在庫するのが最も良い方法だと僕は思っています。程よく売れて、程よく忙しく、まぁまぁ儲かるという状態になります。

僕の販売データから売上構成比を分析してみると、低価格本の割合が約70%を占めていました。残りが中高価格本ということです。

僕は1円でも売るというスタンスですので、低価格本の割合が多いですが、みなさんも大体この構成になるのではないでしょうか?

このように、ランキングというだけでも、たくさんの「指標」になったりしますので、ランキングについては自分の「基準」をしっかり持っておくことをお勧めします。もちろん僕の基準を参考にしていただき、自分に合わせて修正していけば良いと思います。

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